cognuts’s blog

一个日本人自己做正宗中国菜的博客。在餐厅一定要点炒饭和锅贴的人不要看。

炒牛肉伊府麺

”伊府麺”とは要するに卵麺のこと。youtubeでこれを作っている人の動画がおいしそうだったので自分でも作ることに。

ただ、これは”拉(ラー)麺”ではないので、生地を最後に裁断する必要がある。前回固焼きそばを作った時も自家製麺だったのだが、あんまり綺麗に切れなかった。和蕎麦などでも上手な人は見事なまでに美しく均等に切るが、私にはそんな集中力もセンスも技術もない。そこで秘密兵器を用意した。

インペリアのパスタマシン。といっても私が買ったのではなく、私の妻の亡きお母さんの遺品。だからかれこれ五十年くらい前のものだろうか。彼女は当時としては大変ハイカラ好みの人で、外国からこういう調理器具を取り寄せパスタやらパンやらをよく作っていたのだとか。このパスタマシンもその一つ。今となってはそう珍しいものではないが、当時日本で誰もこんなものを使っていなかったろう。棚の奥で埃を被っていたのが前から気になっていたのだが、今回使わせてもらうことに。

マシンにかけて出て来た麺。(作っている途中の写真を載せればいいのだが、それどころではなかった。大抵一人で作っているのでその余裕はないのだ。自分で自分を撮れないだろう。)初めての割には案外案外うまく行った。まあ、私の手柄ではなくマシン自体が誰でも作れるように巧妙に出来ているのであろう。ただ、なにぶん何十年も使っていなかったから、ローラーの汚れが結構しつこい。手入れしてしたつもりだったが、生地に黒い汚れが付く。ちぎって取れる程度だったので助かったが。

出来上がり。冷蔵庫の中にある余り物と適当に炒めた。味はオイスターと豆豉醤。結構いける。これは煮汁と一緒に煮込んであるのでそれ程でもなかったが、翌日茹でて汁ソバにして食べたらシコシコだった。かん水を加えていないのにこれだけコシが出るものかと自分でも驚き。卵と小麦さえあればいつでも作れる。私は不器用なのでパスタマシンに頼ったが、なくても丁寧に切れば綺麗な麺になるだろう。「こんなのがお家で出来ちゃった。すごおい!」という自己満足に留まらない。おすすめ。

サイドメニューは焼き餃子。最も唾棄すべき食い物。ただ、それはこんなもんレストランで金払って食うなよ、ということ。家庭で自分で作るには何の問題もない。でも、皮から作るとなると結構難しい。水餃子とは違うなと思った。水餃子は皮が少々分厚くても美味しいのだが、こっちは皮が厚いと食いにくい。出来るだけ皮を薄くする必要があるのだが、それだと成形が難しくなる。一枚一枚伸ばすのではなく、いっそ生地全体を薄く広げた後型抜きした方がいいと思った。私は焼売の皮をその方法で作っている。また焼き加減にもコツが要る。強火は厳禁。冷凍の餃子のつもりで焼くと焦がしてしまう。中火ぐらいでじっくり焼かないと。だから、上の写真は失敗例だ。

 

「日本人の口に合わない中国料理」を作るといいながら、年明け以降日本人が普通に食べそうなものばかり作っている。そろそろ「これは日本のレストランではお目にかかれないよな」というものに挑戦しようと思う。

 

1/31追記

上で負け惜しみみたいなこと書いたが、悔しくて作り直した。見た目は少しはましになったが、味はまだ駄目。水餃子と同じ皮なのがよくない気がする。いずれまた作るつもり。