cognuts’s blog

一个日本人自己做正宗中国菜的博客。在餐厅一定要点炒饭和锅贴的人不要看。

荷花酥

ココナッツ餡をパイ生地でくるんで揚げたもの。生地が蓮の花のように開いた、いかにも中国らしい優雅なデザート。南宋時代の有名な花鳥画、〈出水芙容図〉を思い出します。

でも、私が作ったものは、蓮の花というより薔薇か椿のようですね。油で揚げると勝手に生地が開くのですが、出来上がりは割りと均等な形状。それはそれで綺麗なのですが、もっと自然な感じにしたかった。それで、油の中の生地を箸でつついてわざと不揃いに開かせたのですが、ちょっといじり過ぎてしまいました。でも、初めて作ったわりにはうまく行った方じゃないかと思ってます。そもそもパイ生地がちゃんと層になるか心配でしたから。それに、花びらが今にもこぼれ落ちそうなこの感じ、嫌いじゃないです。

西湖龍井と共に頂きましたが、BGMは中国古楽器の演奏ではなく、敢えてこれ。

フランス人演奏家のグループ、アキロンカルテット。BSのクラシック音楽館で、柔らかで清らかな、でもどこか凛とした音色を耳にして以来のファンです。彼女たちは、選曲もいいんですよ。来日したときは、モーツァルトを披露していましたが、このCDで聴かせてくれるのはハイドン!私は、ベートーベンかハイドンか、というくらいハイドンが好きなので、それだけで大満足。特にこの弦楽四重奏第二十番は、ハイドンの数ある四重奏曲の中でも特にお気に入りの曲です。間合いがいいですね。音と音との間(ま)、奏者と奏者との間(ま)。信頼関係で結ばれた仲間同士の充実した対話を思わせる素晴らしい演奏です。