cognuts’s blog

一个日本人自己做正宗中国菜的博客。在餐厅一定要点炒饭和锅贴的人不要看。

滷水拼盘

”滷水”の二種盛り合わせ”。これは、私の好物。潮州料理のレストランでこれを肴にワインなんぞをちびちびやるのが、かつての私の楽しみの一つだった。

写真の料理は、豚足と”翼鶏”つまり手羽先を使っている。家鴨と豚の臓物がポピュラーな具材で本当はそっちで作りたかったのだが、日本では両方とも新鮮なものが手に入らないので諦めた。食の選択肢が多いようで実は貧相なものしか食っていないというこの国の悲しい現状である。あと、茹でた卵も定番の材料なのだが、半熟にしたのはちょっと失敗だった。そっちの方が美味しそうに見えるかなと思ったのだが、こうして写真で見ると何か違う。やはり外国の料理に下手に日本流を入れると結局はちぐはぐにしかならないのだ。まあ、”牡蠣オムレツ”という卵を使った料理があるのに、さらに卵ではくどいというだけの話かもしれないが。

前回も書いたが”滷水”というのは要するにスパイスを利かせた煮汁のこと。今回使ったスパイスは下の写真の通り。殆どスーパーで買えるような物ばかりだ。右上の丸っこいものだけが馴染みが薄いかもしれないが、”草果”といって火鍋に必ず入っているものだと言えば、「ああ、あれか」と思い当たる人も多いだろう。こればっかりは近所では売ってないので、神戸の南京町で買って来た。

豚足はトロトロ。ねっとりとした食感がたまらない。ただここまでなるには相当時間をかける必要がある。動画のレシピでは一時間半と言ってるのが多いが、それだと無理。写真は四時間煮込んだもの。