cognuts’s blog

一个日本人自己做正宗中国菜的博客。在餐厅一定要点炒饭和锅贴的人不要看。

神戸の某所にて

見る人が見ればどこかすぐわかるんですけどね。

ピクニックなんで、今日は趣向を変えて中華お休み。

鶏肉とソーセージを焼いたのは私。盛り付けは女房。

ここは前の週に行った時目をつけていた場所。「おっ、ここで朝食かランチ食べたら最高だろうな」そう思って今週早朝に来たんですが、意外と人が多い! 「なんかのイベント?」そうなると他人が全員ライバルに見えるから不思議です。「お前らには渡さねえ。あの場所は俺のもんだ」気がついたらダッシュする自分がいました。マンガでキャラが走るとき足を風車が回転するように描くじゃないですか。あれに見えたと言うのが、後からゆっくりついてくる妻の言。ただ、目的地にそう簡単に辿り着けるほど世の中甘くない。急げば急ぐほど困難が待ち構えているというのが人生の常です。「○○~ン、ここで撮って~♡」と甘えた声を出して立ち塞がるバカップル。「あっ、ガスちゃんと締めたじゃろか」と道のど真ん中で突然立ち止まるボケ老人。それら障害物を華麗なターンとステップですり抜けたのも束の間、歓声と共にどこからともなくクソガキ…、もといお子様たちが足元に出現します。そいつらを道端の斜面を利用した見事な三角跳び(しかも弁当箱は水平に保つ)でかわす所をお見せしたかったですよ。まあ、おかげで何とかお目当ての場所をゲットできましたけどね。でも、…。あれ、回りにあんまり人がいないぞ。そうか、ここは敷地の奥か。さすがにここまで来る奴はいないわな。また早朝のせいか、お弁当を広げている人も少ない。たとえ場所を取られたとしても、居座られる心配はなかったような…。急いで走ってきて馬鹿みたいだったな。しかも汗だくになって、暫く食事どころじゃありません。慌てる乞食は貰いが少ない、といったところでしょうか。トホホ。

一頻り食って飲んだあと(何を飲んだかはご想像にお任せします)、ちょっと淋しくなったので、Bluetoothで飛ばして音楽を鳴らしちゃいました。公共の場所でちょっとマナー違反ですが、一曲だけ(本当は二曲)なんで、まあいいでしょう。かけたのは、バックハウスによるベートーベン、ピアノソナタ31,32番。いやあ、好きなんですよね、ベートーベンの後期ピアノソナタ。折に触れ聴いてます。特に32番。途中のジャズみたいな展開がよく言われますが、私の好みは第一主題。力を落とした者の肩に手を回し励ますような暖かみを感ずる。何?さっき人を掻き分けて、暴走したくせに,気取るんじゃない?まあ、いいじゃないですか、これとそれとは話が別。それに、ベートーベンもちょっとしたことで女中と罵りあいしてたっていうじゃないですか。こういうすぐ熱くなる奴ほどベートーベンと仲良くなれるんです。本気でそう思いますね。